■固定金利(期間)選択型
借り入れ時から一定期間の金利を固定する特約を設けたローンで、民間の金融機関で取り扱っています。期間の設定は金融機関によって異なりますが、3年・5年・10年などの中から選択するのが一般的です。また、金融機関によっては固定期間の終了後には再度固定型を選ぶか、変動型にかえるかを選択することができる場合もあります。固定金利の期間を短期に設定すれば、低金利で借り入れが可能ですが、変動型金利適用後の金利や返済額がわからないという不安な面もあります。
|
Q.「元利均等返済」と「元金均等返済」って何ですか? |
A. 「元利均等返済」は毎回の返済額(元金 + 利息)が同じ金額になるようにローンを返済していく方法で、計画的な返済が可能になりますが、完済まで同じ金額を支払わなければなりません。それに対して「元金均等返済」は返済額に占める元金を一定にして返済する方法で、利息のみが変化します。最初は返済額(元金
+ 利息)が高くなりますが返済が進むにつれて、だんだん低くなっていきます。また「元利均等返済」に比べて支払い総額も少なくなります。
例) 借入金3,000万円、返済期間35年、全期間固定金利(3.2%)で毎月返済のみという条件で考えて見ましょう。
という感じで、元金均等返済なら総返済額は約307万円少なくすみますが支払いに余力がない場合は、初期の返済額が多い時期の事を考慮しておく必要があります。 |
Q.「繰上げ返済」って何ですか? |
毎月の返済やボーナス時の返済とは別に、借り入れ金の一部または全部を返済することで、その分は元金の返済に充当されます(その分利息を支払わなくて済みます)。繰上げ返済の方法には、返済期間を短縮する「期間短縮型」と毎回の返済額を減らす「返済額軽減型」のふたつの方法があります。条件については各金融機関によって異なり、手数料がかかる場合もあります。
それでは、金融機関の条件面について3つ程取り上げて比較してみましょう。
ローン条件比較表(フラット35・公庫融資・民間融資)
|
<< 家づくり入門トップページへ戻る |
|