【木質系】
工場にて生産された木質パネルを現場で組む工法で耐震性・気密性・遮音性・断熱性などが優れています。木材が主材料であるので木造軸組工法と同じように手入れ修繕・増改築なども比較的簡単にできます。
【鉄骨系】
鉄骨で柱や梁などを組む軸組工法で、構造的には木造軸組工法に近いのが特徴です。多くの住宅メーカーがこの工法を採用しており、プランの自由度が比較的高いという利点がありますが増改築で多少の制約があります。
【ユニット系】
工場で鉄骨の柱や梁を溶接などで結合し、さらに壁・天井・床などの内外装まで施工したボックス型のユニットを生産し、建築現場にて合体させる工法です。全工程の大半を工場で生産するので品質が安定している点と建築現場での工期が短いのが特徴です。
【コンクリート系】
工場で生産されたコンクリートパネルを主要構造部材として、組み立てる工法で
耐久性・遮音性・耐火性などに優れています。
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*平成17年に全国で建てられたプレハブの一戸建住宅は 70,379戸で、全ての住宅の
約 5.7 %です。
三重県内では、プレハブの一戸建住宅は 1,917戸建てられました。(出典:社団法人プレハブ建築協会) |
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◆鉄骨造
●特徴
木造軸組工法でいうところの柱・梁・筋交いに鉄骨を使用した工法で、耐久性・耐震性に優れています。部材は工場で生産されているので品質の精度は比較的高いレベルで安定しており、また強度が高いためいろいろな形の建物や間取りを設計することも可能です。鉄は、湿気によって錆びやすいという欠点がありますが大抵の場合「防錆処理」が施されています。
鉄骨造は、薄鋼板を加工した「軽量鉄骨造」と軽量鉄骨よりも厚みのある鉄骨を使用した「重量鉄骨造」に大別されますが、マンションやビルなど頑固な建物については主に重量鉄骨が用いられています。
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