三重県四日市市・鈴鹿・桑名の耐震住宅【骨太安心住宅】家づくり入門

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第2回家づくりの工法について1(構造別の着工数、木造軸組工法・2×4工法など)

●家づくりの工法について


イラスト 家づくりの工法とは、家の骨組み(躯体)の作り方のことで工法によって骨組みの材料が異なります。また、実際に家の重さを支える方法も異なります。今は工法も多様化していますが、大きくは木造・鉄骨造・コンクリート造の3つに分類され、さらに軸組工法と壁式工法などに分けられます。

 木造で言えば木造軸組が軸組工法、2×4や木質パネルが壁式工法です。 鉄骨造の場合には鉄骨という軸材を使うので軸組工法、コンクリート造は壁式工法となります。 それぞれの工法には特徴があり、生活スタイルや家族構成を考えて工法を選ぶのが重要です。

◆三重県着工新設住宅(一戸建)の構造別住宅着工状況
平成15年度
(平成15年4月 〜 平成16年3月)
平成16年度
(平成16年4月 〜 平成17年3月)
平成17年度
(平成17年4月 〜 平成17年12月)
木造      6,295戸(78%) 木造       6,307戸(76%) 木造       4,535戸(77%)
鉄骨造     1,704戸(21%) 鉄骨造      1,908戸(23%) 鉄骨造      1,327戸(22%)
コンクリート造    57戸(0.7%) コンクリート造     57戸(0.7%) コンクリート造     36戸(0.6%)
その他         6戸(0.3%) その他         13戸(0.3%) その他          13戸(0.4%)
計       8,062戸(100%) 計         8,285戸(100%) 計         5,911戸(100%)
<出典:住宅着工と統計>

●ワンポイント「木と木材」

イラスト
 三重県内は、土地の約65%程度が山林で覆われています。木には「フィットンチッド」という防虫や医療に効果のある成分が含まれており、森林浴でもその効果は実証されているようです。

 また、保温性・弾力性にも優れているので人体にやさしく、紫外線を吸収するため目も疲れにくいようです。 一方、木の強度はどうかというと 単位重量当りの強度では、木は鉄やコンクリートをはるかにしのぎます。

 たとえば、スギは圧縮力に対して、平均的なコンクリートの約5倍もの力に耐え、引張り力に対しては、鉄の約4倍もの力に持ちこたえられます。樹木ごとに強度や性質は違い過去千年以上も前から目的に応じた使い分けがされてきたようです。

◆樹種と特徴
スギ ラワン ヒバ
ヒノキと共に日本の特産種で比較的柔らかく独特の香があり、加工もしやすくかなり大きな部材が取れます。高さ50m、幹の直径が5mにも達する巨木もあり、古来より神の宿る神聖な木ともされています。日本では、造林の40%はスギです。 幹の太さが根元から先端の方まで一定しているため、幅広の板材を得やすいという特徴があります。この特徴を利用して合板用材としての需要が多く、ほかにも建材全般、家具・器具類に用いられます。仕上がりの外観がやや粗雑な為、装飾にはあまりつかわれません。 木目が細かく、光沢があり仕上がりが非常に綺麗になります。構造材から装飾材まで幅広く利用されおり、湿気とシロアリに強いという特性があり、土台や床下周り構造材に適しています。

◆木材の利用用途別の消費率(%)

イラスト
燃料 0.4
丸太 1
チップ・パルプなど 15.6
合板用 16
家具・細工など 17
住宅用 34
建築物一般 16
100

◆木造軸組工法
イラスト 日本で昔から造られてきた、いわゆる在来工法と言われるものです。基礎に木の土台を乗せ、その上に木の柱を立てて、梁や桁など横に架ける部材や筋交いなど斜めに入れる部材を組んで骨組みを作ります。

 このように骨組みが木材による縦軸と横軸、斜めの軸で構成されているのが木造軸組工法の特徴です。軸組を構成する木は国産材から外国材までいろいろですが、木材に代わって板状の木と木を接着して強度を高めた集成材を使うことが増えています。

 また、昔は職人さんの技術によるばらつきがありましたが、最近ではコンピュータ−を使って工場で生産するプレカット材や、接合の強度を補う金物が使われるなどできる限り個人の技術によるばらつきが解消できるように工夫されてきてはいますが手作業となる為、技量の差はやはり発生するようです。

■集成材使用のメリット

 昨今では、集成材を使用する会社やお客様が増えております。一般に集成材は、無垢材よりも品質が安定していて、狂いが少なく強度が高いというのが採用される簡単な理由かと思います。
もう少し説明を加えますと集成材というのは、薄くカットした木材を十分に乾燥させて接着剤で貼り合せて1本の柱に仕上げていきます。

 木材は、伐採してから内部の水分が抜けて、十分な乾燥状態に近づくほど強度が増加すると言われています。
この点、集成材は薄くカットする工程がある為、1本の無垢柱よりも早く十分な乾燥状態になりやすい特徴があり、十分な乾燥状態になるという事は、十分な強度に達しておりまた、水分が抜けるという事で木材の乾燥収縮もほぼ止まり、結果として反りや曲がりなど狂の少い強度の高い材料が生まれると言うわけです。

 実際に乾燥不十分な材料が、建物の材料として利用されると後で、木材の乾燥収縮などにより反りや狂いが起きてその現象に引っ張れてクロスに亀裂が入ったりと予期せぬ事が起こったりもします。

■木造軸組工法のメリットは・・・

・構造的な制約を比較的受けないためにデザインや間取り等柔軟な対応ができる。
・将来リフォームが必要になった時に対応がしやすい。
・耐力壁を建物の適切な部分にバランスよく配置することで、耐震性が確保できる。
イラスト◆2×4(ツーバイフォー)工法

 2×4工法は北米から輸入された工法で現在、輸入住宅の多くがこの工法で建てられています。
イラスト角材は数種類の規格化された構造用製材が使われていますが、その中で最も多く使われる角材の寸法をとって2×4工法と呼ばれるようになりました。

 木造軸組が柱や梁などの軸で骨組みされているのに対し、2×4は断面が2×4インチの製材で枠組み、それに構造用合板を張ったパネルで「壁」を構成し、その上で床・天井・屋根の「面」が骨組みを支えています。

■2×4工法のメリットは・・・

・気密性が高い構造なので、気密・断熱性の高い家ができる。
・柱が少ないので大きな空間が創りやすい。
・他の工法と比較して、工期が短く済む。
・「面」で構成されているので、地震の横揺れに強い。
イラスト●木造住宅について

 木造住宅は、日本で最も多く建てられており木造軸組工法も2×4工法にも共通して言える事は耐震性に優れている点です。

 日本のような地震の多い国では、適した工法ともいえるのではないでしょうか?
また、最近では木造軸組工法の中にも壁に構造用合板を貼り付ける事で、更に耐力を上げる工法があったりとこのように2×4工法の利点(合板による壁構造)をミックスさせる工法などいろんな工法が出てきています。
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